快適な帰国便

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日本で大分前から約束していた仕事があって、どうしても一度は戻らなくてはならず、25日にブエノスをとりあえず発つことに。また、10日頃から今度は世界選手権の取材で来ることになるのだが、今度は大事な客を連れてくることになりそう。ところが、先方のスケジュールが決まらないでいるうちに、日本はお盆の時期で飛行機の押さえが大変な状況になってきた。慌ててAAのサイトから予約しようとしたが、恐ろしい。間近になってくると、サイト上では便利なのが上がっていても、実際に予約するとなるとある時点から前に進まない。要するにソールド・アウトと言うこと。しかし、AAは大きな航空会社だから、最終的にマイアミまで行けば何とか繋がることは知ってるので、いろいろやったら15日発で何とか良いのが予約できた。成田〜ロス〜マイアミ〜エセイサという初めてのルート。アメリカ国内は無条件でアップグレードされるから、まぁホッとしたところ。
ブエノスの最終日はいつも通り会う人間が多くなって大変だった。ほぼ1時間おきにホテルのロビーで立て続けの打ち合わせだった。ところで、今初めて使ったNHタンゴというホテル、最終的にはネットもまぁまぁ使えたし、部屋のデザインも悪くない(バスタブがなく、シャワーだけなのが残念)が、IN,OUTの時間が南米にしてはしっかりしすぎていて、最終日は便が夜8時というのに正午にはチェックアウト。次は考えるところだ。(以上自分メモ)
787-dotcom-business-gallery-2787-dotcom-business-gallery-3さて、今回は会社の荷物もたっぷりあるし、体調も何となく万全ではないので、例の無料アップグレードを束事にした。ただ、アメリカンはUSA〜南米の機材は古いのが多かったから、もしその間の機材が良ければと言う条件を出していたら、なんとボーイング787ドリームライナーという最新機種だった。ほぼファーストクラスのような立派なビジネス
に、一番安いチケットで乗るのは多少悪い気もするがこれはルールだ。TVモニターの画面はひろいし、寝心地も最高。ダラスまでほとんど眠って行けた。

anさて、私はアメリカの空港ではダラスが一番乗り継ぎも良いし使い勝手がよい空港と思っているのだが、今回は日曜日のトランジットと言うことで、都合の悪い初体験があった。テキサス州法で御前10時までは酒類の販売が禁止されている上、10時からも1種類の食品を購入した場合にだけ1種の酒類を購入できることになっている。カリフォルニアではいつでも簡単に手に入るのに、アメリカでは州によってこういうところが多いとか。朝5時半には到着していたので、まずビールでもと思ったら、ドーンと看板が。ところが、ラウンジを出てレストランを見ていたらベトナム・サンドイッチ屋ではビールが並んでいてしかも問題なく売ってくれるんだと。さすが、テキサス。この辺がラテン的で好きです。まぁ、アメリカという国は以外に保守的な面がたくさんある。これもいわゆる昔にピューリタンが制定した制度で、現代にまで残っているブルーロー(青い法律)。特にこのテキサス州はいろいろと面白いことになってるらしい。

で、ダラスから成田までは同じビジネスでもあの2-3-2の普通の真横にはならない奴。でも、一番安いチケットで乗ってるんだから文句は言わないことに。

東京に着いたら何なのこの暑さは?次の旅に向けてこの間絶対に無理しないで行くことに決めました。