コロナだけが問題じゃない。コロナで見えてきた人間性-2020年のある日の備忘録!

 このコロナ騒動から、普段だったら見えない人間性という者がよく見えてくる。例えば政治の世界、もう何もかもが滅茶苦茶だ。今日は飲食関係とか、文化関係の団体の、わかりやすく言うと「陳情」の会合があったよう。はっきり言うと、陳情以上にほぼパフォーマンスの機会を与えて、反政府の勢いを和らげる、そんな会合に終始していたよう。安倍もさすがにもう力はなく、これでオリンピックが開催不可能となれば、一気に政局が動く。まだまだ自宅にいる国民が、TVをよく見ていれば誰もがわかるように、そんな高尚な出来事が政界でおこっているはずはなかった。要するに、皆さんのご意見はごもっとも、必ずその問題点を考慮するように、と嘘でも良いから訴えるコトに終始したようだ。

NOTEより抜粋

 良くもまぁ、ここまで次々と「大問題」を引き起こす政権が過去にあっただろうか?持続化給付金。どの支援金よりも一番早く支払われたと思ったら、なんと電通がとんでもない金を抜いていた。その昔中曽根の立ち振る舞いに対するアドバイス企業として成功。あれ以来確実に政界に立場を作ったが、今となってはTV・新聞業界をはじめ、一番不況を言われている広告業界のトップ企業だ。その昔中曽根の立ち振る舞いに対するアドバイス企業として成功。あれ以来確実に政界に立場を作ったが、今となってはTV・新聞業界をはじめ、一番不況を言われている広告業界のトップ企業だ。しかも、内実は、一番落札させたかったサービスデザイン推進協議会(電通などが設立に関与していた)が入札に負けたが、キャッシュレス推進協議会という、別の一般社団法人が落札。なのに、その法人から何故かやはり電通などに丸ごと再委託したことがバレて、世の中的には大失敗。特別定額給付金は、これも早かったが、しかし、未だに受け取れていない世帯主は数知れない。アベノマスクの失態については話したくもないが、1枚あたり200円程度ともいわれている布マスクの推定調達費200億円に、郵送費60億円や人件費を出費していることになり、200〜300億円規模の出費に対して国に1億円程度の戻りが生じるという。まぁ、公共性の高い特殊会社は、民営化されても外部に買収されないために、つまり財務大臣が拒否権を持つために3分の一以上の株を持つ筆頭株主。これは重要な決まりではあるが、今回の恥ずかしいマスクの支出で、財務相には1億円以上の戻りがある。この多くの国民が危機状態に陥っている中で、仕事を外に出すのだったら、少なくともボーナスくらいは辞退させなさいよ!

 「あのさ、今度の都知事選挙では、自民党は候補を立てずに貴女を応援するから、なんとかオリンピック実現の方向を確実にさせるのに、コロナ、コロナはここいら辺でストップして、自粛解除に向けて協力し合おう.しかも、貴女の選挙も間近だし。こんどの選挙で争うのは両方にとって良くないよ。小池さん、今なら貴女は勝てるから、我が党の東京都ではどうしても候補者を立てたがっているようだが、今回は見送ろうと思う。自粛の解除の方向に向けて、オリンピック実現にさらに協力しあおうじゃないか」と誰かが言ったわけではまったくないが、あまりにもそう推測したくなるような成り行き。こんなやり方で、コロナの第二波なんかが起きたら、もう一巻の終わりと考える企業や国民が渦巻いているのに、こんな程度で進められているような気がしてならない。

 しかし、持続化給付金もまだわたっていないものも数多いほか、雇用助成給付金も何度も決定が覆り、ようやく決まったが、支給はいつになるのか?家賃支援給付金はようやく6ヶ月分の一括支給が決まったと言うが、先行きは全く不明だ。もの凄い予算規模を通したまでは良いが、とても本気になってこの危機から国民を救おうと言う意思が感じられない。自粛の完全解除を受けて、まずやったのが政権内部の首相X官房長官の関係修復だと。管を敵に回した首相には不都合なことが多すぎた。しかし、そう簡単に管がその手に乗るのかどうか?

youtubeより

 麻生副大臣の「国民のレベルが違う発言」は世界を驚かせたが、日本人なら誰もが、長い間自分たちで育ててきた日本国民の素晴らしさを誇りたいが、少なくとも、あんな品のない、一人ですべてをぶちこわそうとしている人間に言ってもらいたくないと思っているに違いない。広島の元法務大臣夫妻の買収事件での逮捕。司法を牛耳ってきた仲間が麻雀問題でいなくなったが、監督不行き届きで一緒にしようとした稲田検事総長が残りの任期でどこまで信頼を回復できるかの問題だが、不和が言われている全員がマズい立場にいるから彼らが結束して事に当たったらどうなるか?それにしても、法務大臣経験者のあまりにも軽はずみというか、アホくさい選挙の買収事件、反省の一言も言えない恥ずかしい政治家には寒気すら覚える。ところで、そんな問題よりも、約2,500万円が買収に使われたとして、あの自民党から拠出した1億5,000万円の残り1億2,500万円はどこへ言ったのか?

 と、政権側ばかりへの文句を連ねたが、野党に目を向けると、これも全く駄目だ。政権を取って苦労するよりも、このまま失政を追求していた方が良いと考えているのだろう。反対しているポーズだけで、給料は必ず貰えるし、ボーナスも300万超だ。いい加減に職業人としてのプライドを持って欲しい。今の日本の為体はひょっとしたらこの駄目野党にあるのかも知れないと思う。国民からしたら、予算規模を文句言う前に、もう少し選挙を真面目に考えろよ、と言うこと。宇都宮さんは本当に素晴らしい人だが、バラバラな野党がバラバラに候補を立てて、本気で勝つつもりなのだろうか?

 さて、一番大事なのは、官邸の司法人事への介入阻止だろう。これは現政権がどうという問題ではなく、それこそ日本国民が育ててきた美しいものを根底から覆す大問題だ。もっとも、アメリカやブラジルにも起きているように、先進国では考えられない勢力の台頭を今後も許すのか、という事案。しかし、他にも問題が多すぎて、この案件だけに勢力を結集する暇もない。コロナ以上に恐ろしい世界が待っているような気がしてならない。

 

 

この世のパラダイス!カリブのカージョス・コチーノス!

 最近は世界に出たがる若者が減っているという噂を聞くが、私の廻りには結構1人で世界を、しかもなかなかディープなスポットを歩き回る若者も沢山いる。どうせ廻るなら、人とは違ったパラダイスを歩いてみたい、そんな勇敢な仲間にお勧めの厳選旅スポットを紹介。このシリーズではLATINAの廻りにいる旅のプロや、現地滞在の友人達に登場して貰って紹介していきたい。

 最初は、なかなかディープで感動的なこの世のパラダイス。ホンジュラスの美しい街セイバのカリブ海に並ぶ島々、カージョス・コチーノスを紹介。ホンジュラスというと、首都のテグシガルパはフォルクローレの色濃い街、第2の街サンペドロスーラは大きな産業都市だが、あの中米から南米北部、果てはアメリカの大都市まではびこるマラスという暴力集団のせいで治安が問題。しかし、ここ、ラ・セイバは、ホンジュラスがバナナ共和国と呼ばれるほど、バナナの生産量が群を抜いていた頃(1956年には世界のバナナの85%を占めた)に、アメリカ資本の多国籍企業スタンダード・フルーツ社が大プランテーションを作り、バナナをニューオリンズへ向けて運ぶ港として栄えた街。教会や大学にゴルフ場、野球場まで揃った、アメリカ人やイギリス人も住んでいて欧米の臭いのする建築も多く見られる素敵な街だ。

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