楽しみな夏のタンゴ・イベント


ブエノスアイレスから帰国して2週間、今回は調子を取り戻すのに時間がかかったが、なんとか歯車が回り始めた感じだ。向こうでの仕事の報告をしたり、もうすぐ始まるタンゴダンス世界選手権のアジア大会や東京タンゴ祭の準備もあるが、残っていた社員たちの完璧な仕事ぶりで、私はさほど動く必要もない。来年の会場取りまで決定して、かなり安心だ。

NHKの「タンゴカフェ」の方もいよいよ回り始めてきた。かなり詳細にスケジュールも出てきて、ブエノス側との打ち合わせも概ね順調に動いている。アジア大会も、今年は海外、特に韓国勢の参加が多い上に、出場者数もかなりの数になって来た。嬉しいのは,昨年まで年々減少してきたステージ部門の出場者が増加したこと。ヒロシ&キョウコたちがチャンピオンになって以来、サロンの人気が急騰、昨年は開催直前までステージ部門の出場者の減少に頭を痛めたが、今回はすでに十分な出場者の申し込みがある上、今まで海外からの参加が少なかったステージ部門に海外からの出場申し込みがあるなど,明るい話題も出てきている。サロンがタンゴの醍醐味であることは変わらないが、アルゼンチンでの本大会でもステージ部門がこのイベントの華であることには変わらない。年々、世界中が急激にレベルアップしてきてはいるが、アルゼンチンにいるクリスティアン&ナオをはじめ、日本勢の評価が高いのは今も変わらない。なんとかステージ部門も頑張って貰いたいと思う。 “楽しみな夏のタンゴ・イベント” の続きを読む

ブエノスでの仕上げと大ポカ


今度のアルゼンチン滞在ではNHKの「栗山千明のタンゴ・カフェ」のブエノスアイレス編のコーディネートの仕事も平行して進めることになった。今春8回に分けて放送された同番組は大好評で制作スタッフは賞まで頂いたそう。で、当初からの予定通り、今度はそのブエノスアイレス編を7月に取材、録画して秋頃に放送という予定だという。 “ブエノスでの仕上げと大ポカ” の続きを読む

意欲的なアルゼンチンの音楽界


さて、リオでの仕事も終わり、今度は朝6時30分ガレオン発というとんでもない便でブエノスへ。早朝からまたまたテツの世話になってガレオンまで送って貰うことに。本当は最後の夜はロス・エルマーノスのリオ公演があって、友人から招待されていたのだが、昼間に懐かしいサルヴァドールに住む写真家オースケ氏ともう一人若い写真家でだいすけ氏の二人に会い昼間からしこたま飲んでしまって、朝の便に乗れなくなっては、とロス・エルマーノスは諦めた。ちなみに友人サイモンの情報によると、復活ロス・エルマーノスの公演は現在ブラジル中で展開、各地とも万を越える大会場のどれも一杯の大人気らしい。 “意欲的なアルゼンチンの音楽界” の続きを読む