グアコの日本公演途中で日本出発

DSC_0117 DSC_0121 DSC_0151 グアコの日本公演、14公演だけだが、なにしろ総勢28人という団体を面倒見るのは大変だ。昨年参加したベネズエラのFIMVENという音楽見本市と今年はコロンビアのCIRCULARTEと言う見本市の両方が一緒になって招待してくれることになっていた。旅費も滞在費もすべて持ってくれると言うことで、何とか参加したいと思っていたが、なかなかチケットが送られてこない。友人の石橋・東大教授も過去に同じ経験があって最終的に来ないこともあったとかで、ほとんど諦めかけていたが、なんと3日前になって送られてきた。送られてきた以上は参加しないと相手にも迷惑がかかるし、エエイっとばかりに飛び出してきた。こんな時に限って、グアコの公演で問題が起きるもの。彼らは今年のグラミー賞にノミネートされているが、可能性が出てきたのか、アカデミーの方からラスベガスの発表会場に一人は参加しなければならなくなったと言う。主催の民音の許可を何とか取り付けて、ギリギリの出発だった。

と言うわけで、前日はほとんど寝ずに旅の準備。しかも出発が成田11:50発だ。最後は必要不必要関係なくバッグに押しこみ、車で成田に向かった。

眠い。いつもならアメリカンのカウンターだが、送られてきたチケットはJALとの共同運航便。カウンターもJALで、何とも勝手が違う。座席の予約もしていないから、AAのラウンジでメデジンまでの座席の予約をして乗り込もうとしたが、最後の待合室で眠りこけってしまった。間一髪で乗り込むと、後はダラスまでほとんど眠りっぱなし。
今度はダラスのラウンジでビールにありついていたらIPhoneがなる。予定の便が遅れると。冗談じゃない。マイアミでのトランジットは最初から1時間ほどしかない。遅れたらもう終わりだ。「コロンビアの国からの招待で遅れたらエラいことになる」とか脅してようやく40分前の便に滑り込んだ。心配は荷物だ。必ず着くのは解っていても、空港に取りに行ったり、それは大変な仕事が待つことになる。半ば諦めながらメデジンの空港に着くと、出てきましたねぇ。トランプを大統領にしたあの国の航空会社、まだ駄目にはなっていないらしい。空港ではCIRCULARTEの手配でタクシーが待っていてくれた。ホテルまでは30キロほどと言うが、山を越えるため40分ほどかかる。で、これだけ忙しく旅をしてくると、今度は眠れないものだ。ビールを求めてフラフラ。このホテルのあるエル・ポブラド地区は夜中一人歩きしても安全ならしい。若者が集まるBARでビールにありついたが、さすがに閉店時間。部屋でも飲み足して倒れるように眠りに就いた。
ここだけでなく、ベネズエラもあるというのに、情報はこれから頭にたたき込む。最近はネットですべてが決まっていくシステムだから読み解くのに一苦労だ。しかし、なんとか登録を終えて、就寝。