2020年を襲っている新コロナ・ウィルス問題

 昨年の暮れだったろうか、テレビのニュースでコロナ・ウィルスの話題が登場したのは。中国の武漢でコウモリや蛇が保因していたもので、人には伝染しないとか言っていたのが、あっという間に人に伝染が確認され、正月を迎えて、家でキンテート・グランデの編集をやっていた1月7日頃、武漢の原因不明の肺炎は新型コロナ・ウィルスと断定され、9日にはその武漢で最初の死亡例まで発表された。その後は、昨年12月にこのウィルスのアウト・ブレイクについて警告を拡散しようとした武漢中心医院の眼科医、李文亮が警察に「噂を」広めない様、書類に署名させられたが、のちに新ウィルスに気づいた当局(当たり前だが最初から知っていた)が謝罪…こんなニュースばかりが目についた。1月20日になって、習近平が初めてこのウィルス対策に指示した。23日には武官を封鎖することになった。世界からは中国のトップの対応が遅かったと騒がれ出したが、そこはまたも中国の裏技だ。習近平1月7日にはすでに対策を出していたと突然公言までするに至った。もう、世界基準ではありえない嘘が公然とまかり通る国だ。

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