今年最後?の海外出張開始!まずはメキシコまで。
今年最後?の海外出張開始!まずはメキシコまで。
2007年11月13日火曜日
いよいよ、今年最後の(多分)海外出張が始まった。いつもは、アメリカ経由で行くのだが、今回は中米経由の南米なのと、JALのマイレージの期限が来ているために、JALを使うのでメキシコに着いた。JALのマイレージというのは、ほとんど詐欺に近い。いくら貯めたところで何ヶ月も前から予約しない限り、いつも一杯で使えない。しかも、家族にしか適用されない。今回も、期間中に使うことはできないという。で、「冗談じゃない。だから、JALと言う会社は駄目なんだ。私は昔はJALばかり使って年に南米を10往復くらいはしてたんだが、マイレージの不便さと、メキシコでエンジン・トラブルがあったときの対応のひどさ、荷物が紛失したときの対応のひどさ、それが我慢の限度を超えたから使わなくなっている。何とかしなさい!!」と一括したところ、サンパウロ往復だったものが、往路はメキシコ経由と、経路変更までしてくれた。できるんだったら最初からそうしなさい!!

心配していたホンジュラスとパナマのアーティストたちからも最終的なメールが入っていた。ギジェルモ・アンダーソンは現在ニュー・オーリンズで公演中で、ホンジュラスの携帯がなかなか通じなかったそうだ。明日、サン・ペドロ・スーラで会えそうだ。サン・ペドロ・スーラ。山岳地帯の首都テグシガルパと並んでこの国の2大都市の一つである。USAの悪名高きユナイテッド・フルーツ社によって開かれた人口約50万の都市。明日は天気予報が雨だから観られるかどうかわからないが、飛行場の廻りも見事と言うしかないバナナ農園が広がっている。
最初にサン・ペドロ・スーラを訪れたときの印象は、あの狭苦しいアンデス風のテグシガルパに比べて道路は広いし、すべてが近代的。前回はセイバというガリフナ族の多い町までは足を伸ばせず、太平洋岸の港町テラに近いトゥリウンフォまでの取材だったが、このサン・ペドロ・スーラから北へ50キロのバナナ積荷港のプエルト・コルテスまでは鉄道も敷かれているし、それ以外の道もしっかり舗装されていた。この国のバナナ・プランテーションで大金を稼いだアメリカ人にゼムレーがいる。彼はホンジュラスでのバナナ園を築き上げ、やがてはUFC(ユナイテッド・フルーツ)の筆頭株主になって、ホンジュラスの政治の世界からいろいろな権益を引き出したのである。現在でも、このホンジュラスという国は外国の巨大資本と結びついて国民の福祉向上などにはお構いなしの政治が続けられている。
1920年当時は、ラ・セイバからニューオーリンズまでは船で3日ほどかかったと言うが、今はひとっ飛びだ。セイバで民衆のために歌うギジェルモがニューオーリンズで公演というのも結構皮肉な話だ。もっとも、ギジェルモはロスの大学を出て、世界中を歌い歩いてきた末にセイバに戻り、ガリフナ(カリブの島に住んでいたモンゴロイドと奴隷船から流れ着いたアフリカの黒人との出会いが生んだ融合世界)の要素を取り入れながらスターになっていった人だ。彼とは今回直接会えるかはわからないが、近年では希なほど楽しみなアーティストだ。
パナマのマエストロ、オスバルド・アジャラは連絡がついただけでなく、15日にコンサートがあるとか。しっかりビデオに収めてきたい。オスバルド・アジャラは、何も言うことはない、とにかくフェスティバル用、パナマ最高のエンタテイナーだ。レゲトンから、サルサまで何でも明るくやってしまう。しかし、パナマでは知らぬもののいない大スターだ。 ニカラグア、コスタリカとこのプロジェクトでは最高にお世話になった橋本真弓さんが、お仕事でたまたまパナマに滞在している。彼女と会うのも楽しみなところ。
ブラジルでは日本のM社のS社長と会って、リオを満喫することになっている。一人でも多くの要人に南米を好きになってもらいたい。ただ、心配はブラジルの方が連休にぶつかっていること。あの国は連休に入るとどうしようもない。16日にはロンドンから元ジル・マネージャーのダニエルも帰ってくる。いろいろ忙しそうだが、できるだけ楽しく仕事を進めることにしよう。
さて、明日はまた朝早くから始動だ。寝るとするか。