コロナ対策の初動失敗は許されない。もう犯罪だよ。

 新型コロナ禍は先が見えない大変なことになっている。家にいることを要請されているから、どうしようもない。で、しょうがなくTVを見るが、何処も彼処も同じニュースばかり。しかも、わかりにくい話ばかり。今や弊社だけでなく、日本中の企業が全部危機に陥っているというのに、何も変わらない。で、質問したいが電話は繋がらない、サイトに辿り着けない。政治家も、「専門家」も言うことはバラバラだし、聞いてもどうしようもないことばかり。要するに日本は、世界に比べても医療器機さえ数が圧倒的に揃っていないから、国民が頑張って家にいながら接触を避けていても、検査していない国民がたくさんいる。あの自治医大の尾見とかいう医師だろう?最初に感染者の数は放っておいて、感染者の数を増やせば、免疫ができて自然に感染が止まっていくと言ったのは。俺はどこかの番組でその発言を聞いている。WHOの偉いさんをやっている大物らしいが、つい最近になって「私はPCRを増やすよう政府には最初から言っていた」とは言っているらしいが…….人間悪そうには見えないから、余り言いたくないが、命を守る時に人の良い悪いは関係ない。さらに、馬鹿な政治家は最初、その「専門家」のその意見を聞いて、すべて感染を抑えるのに失敗してきた。

 
で、今になって、医療器機、それもPCRの数が足りないから、これ以上増えるとパンデミック、だとか…。で、足りなかったらどこかの自動車会社や、XXXが医療器機を提供するが、時間がかかるとか。何日も前からそう言ってきて、その話はどうなっているのか、説明がない。酷いもんだ。実際には、日本国内にはPCAそのものの数は実は大学や研究室に結構沢山あって、政府はその数すら把握できていないと言うことが露呈。PCRが増えてもそれを検査する技師の数が足りない?台湾とか、勧告はできているじゃないの。まさに「信じられない」有様だ。いよいよ、世の中のフラストレーションがかなり現れ始めた。政治家は、こうなると初めて動き出す動物らしい。ようやく、ホンのお裾分けのような支給金を急ぎはじめた。あのアベノマスクの件は、嘘であって欲しいが「アベノマスクの製造元の一つは興和株式会社。ミャンマーでガーゼマスクを生産。日本ミャンマー協会の最高顧問は、麻生太郎。3月5日に国の要請によりガーゼマスクの生産を増量。1500万枚と、4月に5000万枚の供給をする。安倍昭恵友絡みか。名誉会長は、中曽根。甘利の名前も」なんて噂報道もあったりして力が抜ける。我が家は渋谷区広尾だが、アベノマスクを見てみたい一心で待っていた。わたしは普通郵便受けに行かないのに、これだけは野次馬でずっと見てみたかったが、今日ようやくかなり小さいのが2枚届いた。で、あのマスクには当初420億円の予算がつけられた。で、結局は90億円になり、虫だ、カビだ、で結局我が家にも届いていない。予算はどうなって、支払いはどうなっているのか、全く説明がない。これだけ遅れて我々の金は支払ったんだろうか?誰からも何の説明も批判もないのはどういう国だ?

 さて、コロナ初動対策の失敗はとんでもなく大きい。小さな小さな弊社だって、大きなイベントを二つも中止に追い込まれたし、今後秋から大きな海外アーティストのツアーを組んでいたが、日本やアジアの予定していた国がある程度正常になったとしても、アーティストのいる国は、大分遅れてコロナ騒ぎに合っているし、日本よりもずっと医療設備の貧しいところだから、さてそんな国の芸人を日本が受け入れるのかどうか。初動さえ間違えなければ、そこら辺の国だって、もっと早く対策を立てて押さえ込んでいたかも知れない。PCRだって、何時になったらいくつ増えるのか、数字どころか話題にすらしない。専門家の皆さんだったら公表できるだろうにそれもない。何が専門の人たちなのだろうか?4月頭にヒューストンの息子から送られてきた友人からのメッセをもう一度ここに。幸いNYほど酷くはなっていないが、未来に予見できる世界を展望すると、あまりにもお粗末で恐ろしい日本の政治家達の意識にぞっとする。

 それにしても、すでに沢山の有名人達がコロナで亡くなっている。志村けん、岡江久美子、狂言師の善竹富太郎、岡本行夫..。感染したジョンソン首相は集中治療室にいて死去報道の準備までされていたと言うし、プーチン、今盛んに自粛解除で話題を集めているトランプは、危うく感染するところだった。報ステの富永悠太アナは、マスクを着用していなかったのが原因で大バッシングを受け、降板もも囁かれているらしい。内情はよく知らないが、仕事熱心で恐らく一生懸命だっただろうに。降板するのは、彼を起用していた幹部達ではないの?もっと言えば、コロナ対策の初動を失敗した人たちこそ厳罰だ!!!このコロナは、誰でも気をつけない人間はいなかっただろうし、誰が感染してもおかしくない。政治家達は別だ。これからの世の中、もっとも気をつけなければならないのがウィルスだと言うことが皆わかったわけだが、韓国、台湾と用意周到で、初動の対応もしっかりしていた国は見事に危機を回避している。誰かを責められる事でもないが、次に我々国民ができるのは、この危機的状況に全く対応できなかったどころか、無能な政治家には絶対に1票を入れない、ということが大事と思う。加藤厚労大臣、竹本直一IT大臣などの政治家たちはすぐ辞めた方が良い。

 自分の仕事に話題を移すと、コロナ旋風に文化はかき消されていて、情けなくなる。今まで頑張ってきた「世界の音楽情報」を謳って活動してきたのに、「世界」も「音楽」も国民からすれば話題にならない現実がある。もっとも、すべてが命か経済化という二つの事でしか語られないほどコロナの影響が厳しい。が、やっぱり寂しすぎる。雑誌を休刊してwebに大事な柱を移そうと言うこの瞬間に、我々のやっていることへの世間の関心が見えてこない現実は辛い。まぁ、ゆっくり眺めながらしっかり出発にできるようにするしかない。